物販ビジネスでさらなる売上アップを目指すなら、海外から安く商品を仕入れ、国内で販売する「海外輸入ビジネス」を検討してみませんか。
今回は、海外輸入に欠かせない輸送方法、「コンテナ輸入」に関する基本情報、メリットや費用について、よくある質問を交えて解説します。
コンテナ輸送は輸入ビジネスに不可欠!
「輸入ビジネス」とは、海外(初心者におすすめなのは中国です)から輸入した(仕入れた)商品を日本国内で販売し、その差額で利益を得るビジネスです。
大きなくくりで見るとせどり等と同じですが、輸入ビジネスならではの「通関」や「税率」、「輸出・輸入規制」など専門知識が必要な要素もあります。しかし、それゆえに参入者が比較的少ないため、まだまだビジネスチャンスが眠っています。
そして、輸入ビジネスを始める際、色々考えるべきことはありますが、「いかに輸送コストを抑えられるか?」が重要なポイントになります。
国内の輸送コストと比較すると、金銭的負担が大きくなる輸入ビジネスにおいて必要不可欠なのが、コンテナ船を使った海上輸送方法、「コンテナ輸送」です。
コンテナ船とは、海上コンテナを輸送する貨物船のことを指し、海上輸送の大部分を担っています。
コンテナ船を使った輸入ビジネスの流れ
海上コンテナを使って輸送する方法は、大きく2つの方法に分けることができます。
- FCL輸送(コンテナ輸送)
- LCL輸送(混載便)
「コンテナに貨物を入れて船で運ぶ」という点はどちらも同じですが、手続きの方法やコスト、所要時間など、様々な面で違いがあります。
FCL輸送とは「Full Container Load」の略で、自分の貨物だけを輸送するコンテナを1台、もしくは複数台貸し切って、海外からの商品を輸送する方法です。
一方、LCL郵送とは「Less Than Container Load」の略で、1台のコンテナを自分以外の人と共有し、輸送する方法です。分かりやすく言うと、相乗りです。
FCL輸送(コンテナ輸送)とLCL輸送(混載便)では、商品が手元に届くまでの基本的な流れは大きくは変わりませんが、必要な手続きの違い・特徴などもあります。
FCL貨物(コンテナ便)の場合
- 現地から貨物が輸出される
- コンテナ船で貨物を海上輸送する
- コンテナ船が日本の港に到着する
- 外国貨物を保税ターミナルに搬入する
- 税関へ輸入(納税)申告を行う
- 各種審査・検査を受け、輸入許可がおりる
- 内国貨物として国内引き取り
貨物を積んだ船が、海外の港を出発し、無事日本の港に到着すると、順番にコンテナが港に降ろされます。降ろされたコンテナは、所定の保税ターミナル(コンテナの保管場所)に移動させられます。
※保税ターミナルに保管されている貨物は、そこが日本国内の港でも、輸入通関が無事終わり、引取が完了するまでは「外国にある状態」とされています。
コンテナ便(FCL)の場合、輸入通関が完了するまで、貨物は保税ターミナルで保管されます。そして、税関から輸入許可書をもらうために、様々な手続きを行う必要があります。
本記事では、手続きごとの詳細な説明は割愛しますが、必要な諸経費を支払い、複数の書類を提出・申告し、検査を通過する必要があります。
- 船会社が発行する「D/O(デリバリーオーダー/荷渡指図書)」
- 税関が発行する「輸入許可書」
これらの書類を全て提出し、手続きが完了してはじめて、貨物を保税ターミナルから取り出すことができ、日本国内の配送業者を使って、手元まで輸送させることができます。
LCL貨物(混載便)の場合
混載便には、「速達便」と「ノーマル便」があります。
どちらを選ぶかによって、海外の港を出発するまでの流れが若干異なり、貨物が届くまでの日数も変わります。
「ノーマル便」とは、コンテナの積載量が貨物で埋まったものから順に輸送されていく仕組みです。一度にできるだけ多くの貨物を積み込むため、輸送コストは安くなる一方、コンテナ内が貨物で満たされるまで出発しないため、出港するまでの日数が読みづらく、到着までの日数も長くなります。
一方、「速達便」は、コンテナの積載量がいっぱいにならなくても、予定の日時になれば出航してくれます。ノーマル便と比べると、若干輸送コストは高くなりますが、より速く輸送することができます。
- 現地から貨物が輸出される
- コンテナ船で貨物を海上輸送する
- コンテナ船が日本の港に到着する
- 保税倉庫(CFS)に移動させられる
- 貨物が取り分けられる
- 税関へ輸入(納税)申告を行う
- 各種審査・検査を受け、輸入許可がおりる
- 内国貨物として国内引き取り
大まかな流れは、先程のコンテナ便と変わりません。違いがあるのは、4番と5番です。
混載便(LCL)の場合、複数の荷主の貨物が1つのコンテナに入っているため、コンテナ内の貨物を取り分ける必要があります。そのため、港に着いたコンテナは貨物を取り出すため、まずCFS(Container Freight Station)と呼ばれる保税倉庫に移動させられます。
そこで、荷主ごとに貨物が取り分けられ、そのまま輸入通関が完了するまで保管され、その後の流れはコンテナ便同様、全ての手続きが問題なく完了後、貨物を引き取ることができるようになります。
下記の記事でも、コンテナ便・混載分について詳しく解説していますので、あわせてご覧ください。
輸入コンテナの種類とサイズ
船による海上輸送は、昔から世界中で行われていましたが、貨物の種類もサイズも運搬方法もバラバラでした。そのため、陸上から海上、海上から陸上への貨物の積み替えに多くの手間と労力がかかり、積載量についても無駄なスペースがあるなど、決して効率の良い輸送方法ではありませんでした。
しかし、現在使われているコンテナは、海上輸送を円滑に行うために、国際的に規格化された「国際標準化機構( ISO = International Standardization Organization)」により、寸法や強度、外形などが全て世界共通になっています。
世界共通のコンテナという「定型のもの」に貨物を入れられるため、無駄なく貨物が積載でき、効率良く輸送できるようになりました。
輸入コンテナは、大きく分けて「ドライコンテナ」と「特殊コンテナ」の2種類があります。
これらは、現在最も多く使われているコンテナです。
ドライコンテナ
世界中で使われており、最も一般的なコンテナが「ドライコンテナ」と呼ばれるコンテナです。
様々な貨物を輸送する際に使用されていて、日用品や電化製品、衣類や雑貨、工業用品など、“常温”で輸送できる貨物の輸送に適しています。
ドライコンテナは、鉄で作られた大きな箱です。
海上輸送は、船の上でコンテナを何段にも積み重ね、海水や天日に晒され続けながら数日から数週間以上をかけて輸送します。航空便とは違い、過酷な自然の環境下でもコンテナ内の貨物を守れるよう、非常に高い耐荷重性・耐久性を誇ります。
特殊コンテナ
一方、特殊コンテナは、”特殊な貨物”を輸送する時に使われるコンテナのことで、輸送するものの種類や大きさによって、さらに細かく分けられます。
主な特殊コンテナの名称と簡単な特徴をご紹介します。
| 特殊コンテナの種類 | 主な特徴 |
|---|---|
| リーファーコンテナ | 冷凍・冷蔵機能があり、温度調整が可能 |
| オープントップコンテナ | 屋根がなく、高さ・長さのある物が運べる |
| フラットラックコンテナ | 屋根、両壁がなく柔軟な積み込みが可能 |
| フラットベッドコンテナ | 床面しかない、大型の重量物の輸送用 |
| タンクコンテナ | 主に液体を輸送するときに使う |
このように、輸送する貨物によって、専門のコンテナを使い分けて利用することになります。
特殊コンテナの詳しい解説は、下記の記事でまとめていますので、是非あわせてご覧ください。
海上コンテナのサイズと種類|FCLとLCLの使い分け、混載便のメリットも
コンテナのサイズ
特殊コンテナの種類ほどではありませんが、コンテナのサイズにもいくつかの種類があります。一般的によく使われているコンテナは、「20フィートコンテナ」と「40フィートコンテナ」の2種類です。
| 区分コード | 長さ(mm) | 幅(mm) | 高さ(mm) | 最大総重量(kg) | |
|---|---|---|---|---|---|
| 20フィートコンテナ | 1CC | 6,058 | 2,438 | 2,591 | 30,480 |
| 40フィートコンテナ | 1AA | 12,192 | 2,438 | 2,591 | 30,480 |
ここでは一部の規格のみ抜粋していますが、他にも、40フィートハイキューブなど、異なる規格のコンテナもあります。
コンテナの外寸はISO規格で定められており、世界共通の規格となっていますが、実は、コンテナの内寸はメーカーによって若干違いがあります。
また、コンテナの重量もメーカーによって多少違いがあります。
そのため、最大積載量(最大総重量-コンテナの自重)は、コンテナの重量によって変動するため、メーカーによって誤差が生じる点は、念のため頭に入れておきましょう。
コンテナのサイズについても、下記記事内で詳しく解説しているので、あわせてご覧ください。
海上コンテナのサイズと種類|FCLとLCLの使い分け、混載便のメリットも
コンテナの選び方は?
参考までに、どのような基準でコンテナを使い分ければ良いのか、コンテナを選ぶ時の考え方を紹介します。
コンテナは、貨物の量やサイズ、用途に合わせて、最適なものを選ぶ必要があります。多くの人が利用するであろうドライコンテナのうち、代表的なサイズの20フィートコンテナと40フィートコンテナを例に、選び方のポイントを解説します。
コンテナの選び方のポイントは、
- コンテナの容積と最大総重量
- 港到着後の費用
に注目する必要があります。
容積と最大総重量
先程紹介した20フィートコンテナと40フィートコンテナのサイズの表をもう一度見てみましょう。
| 区分コード | 長さ(mm) | 幅(mm) | 高さ(mm) | 最大総重量(kg) | |
|---|---|---|---|---|---|
| 20フィートコンテナ | 1CC | 6,058 | 2,438 | 2,591 | 30,480 |
| 40フィートコンテナ | 1AA | 12,192 | 2,438 | 2,591 | 30,480 |
サイズの違う2つのコンテナですが、容積は、40フィートコンテナが20フィートコンテナの2倍にも関わらず、最大総重量は同じであることが分かります。コンテナの容積は2倍になっても、積載可能な重量は一緒ということです。
つまり、ざっくりとした目安にはなりますが、下記のように考えることができます。
- 40フィートコンテナ⇒軽くて容積が大きいものを運ぶことに向いている
- 20フィートコンテナ⇒かさ張らないけれど重いものを運ぶことに向いている
港到着後の費用
コンテナ船を使った海上輸送は、様々な手数料がかかります。この手数料、コンテナの大きさによっても金額が変わることも少なくありません。
一例をあげると、下記のような手数料が必要です。
- ターミナル・ハンドリング・チャージ(THC):コンテナターミナルで貨物引き取りまで保管する時にかかる費用
- コンテナ・ドレージ:港からコンテナごと専用トラックで配送する際の往復の費用
これらの費用は、サイズの大きい40フィートコンテナの方が高くなります。
「少し余裕を持って、大きい40フィートコンテナにしておこう」と軽い気持ちで大きめのコンテナを選ぶと、想像以上に輸送コストがかかってしまうことがあります。せっかく商品を安く仕入れられても、予想以上の手数料がかかったせいで「売れても赤字」という最悪の事態にならないよう注意しましょう。
コンテナの種類やサイズ、自分では決められない時は?
コンテナ船による海上輸送を利用する際は、貨物の容積や重量、種類をよく考え、一番効率の良い輸送方法を選択する必要があります。
はじめてコンテナ船を利用する方には、少々ハードルが高く感じられるかもしれません。もし、自身の判断だけでは不安な方は、経験豊富な輸入代行業者に依頼することをおすすめします。
輸入したい商品や輸送方法を選び、伝えるだけで、適切なコンテナを選んでくれることはもちろん、海上輸送に必要な様々な手続きを代行してくれます。特に、専門知識の少ない、海外輸入を始めたばかりの方にとっては、心強い味方となってくれるはずです。
コンテナ輸入のメリット
ここで改めて、輸入ビジネスを行うにあたって、いかにコンテナを使った海上輸送がおすすめなのか、コンテナ輸入のメリットを押さえておきましょう。
メリット1. 輸送コストが抑えられる
輸入ビジネスの利益を少しでも多くしたいならば、いかに輸送コストを削減できるかが非常に重要になっています。
輸入ビジネスにおいて、商品を仕入れる際の輸送方法は、大きく分けると「船」か「飛行機」の二択ですが、一般的に、コンテナ船による輸送コストは、航空便と比べると安くなります。
輸送コストを抑えたいなら、国際送料に注目
いずれの輸送方法を選んだとしても、基本的に3種類の送料、輸送コストが発生します。
- 中国国内送料 (中国国内の倉庫や工場⇒空港や港までの送料)
- 国際送料(空路・海路を移動する時の送料)
- 日本国内送料 (日本の空港・港⇒自宅や倉庫までの送料)
これら3つの送料のうち、もっとも高くなるのが「国際送料」です。
この国際送料を、コンテナを使った海上輸送にすることで、輸送コストを抑えることができます。
当たり前ですが、輸送コストが下がれば、利益率は上がります。また、航空輸送を使うと輸送コストの関係で利益が出ない商品も、コンテナ輸送にすることで仕入れコストが抑えられ、利益商品として仕入れの対象になることもあります。
具体的な送料については、コンテナ輸送の中でも、配送方法によって違いがあるので、【コンテナ貨物の輸入にかかる費用】で詳しく解説します。
とくに重量のあるものはコンテナ輸送がおすすめ
もし、重量のある商品を仕入れて輸入したい場合はとくに、航空便よりもコンテナ輸送をおすすめします。
航空便の場合、送料は貨物の重量によって変わります。
例えば、
- 箱A:重量200gの商品が入っている、1㎥の箱
- 箱B:重量1,000gの商品が入っている、1㎥の箱
重さが異なるものの、同じ大きさの2つの箱があったとします。
AとBの箱を、航空便で輸送する場合、箱Bの送料は、箱Aの5倍かかってしまいます。
一方、コンテナを使った船便の場合、箱の重量に関係なく、「容積」で送料が計算される仕組みのため、箱Aと箱Bは同じ大きさの箱を使っているため、両者の送料に差は生じません。
このように、重量のある商品を仕入れる場合、コンテナ輸送を活用した方が、輸送コストを抑えることができると、是非覚えておいてください。
メリット2. コンテナ輸送なら航空便で輸送できない物も輸入できる
輸入ビジネスでは、どんな商品でも仕入れられる訳ではありません。どうしても日本国内の仕入れよりも、様々な制限・規則が厳しくなります。
火薬類や指定薬物などは、そもそも輸入が禁止されていますが、他にも「航空便では輸送できないがコンテナ船便なら輸送できる」というケースがあります。
下記のような商品が、その例にあたります。
- 液体を含むもの(化粧品やマニキュアなど)
- 磁石を使ったもの(マグネットを使ったスマホケースや財布など)
- リチウムイオン電池を使ったもの(スマートフォンのモバイルバッテリーやタブレットなど)
これらの商品で航空便が全く使えないという訳でもないのですが、その場合、通常の送料よりも割増の料金を支払う必要があります。
ただでさえ高額になりやすい航空便。テスト用に少量だけ仕入れるなどであれば、そこまで大きな金額差はありませんが、大量仕入れの場合は、コンテナ輸送を利用する方がおすすめです。
コンテナ貨物の輸入にかかる費用
輸入ビジネスにおける貨物運賃は、
- 貨物の重量や容積
- 貨物の品目や内容
- 運送区間
これら3つの項目で決定されます。
コンテナを使った海上輸送の費用は利用する運送会社によって異なることは大前提ですが、どれくらいかかるのか、どうやって送料が決められるのかも含めて、確認しておきましょう。
コンテナ船の運賃は、業者の利用頻度で変わる?
コンテナ船を使った海上輸送費用は、非常に多くの要因が組み合わさって算出されています。
まず覚えておいて欲しいこと、それが「定期的に大きなスペース、大量の貨物を輸送しているかどうか」によって、運賃が変動するということです。分かりやすく言うと、「常連かどうか?」によって運賃が変わります。
物流業界においては
- 少ない貨物を、スポット的に輸送する⇒運賃が割高になる
- 大量の貨物を、定期的に輸送する⇒運賃が割安になる
このような傾向があります。
つまり、大きなスペースで、大量の貨物を、定期的にコンテナ輸送している業者ほど、輸送料金は安くなるということです。実績のない、もしくは少ない業者に依頼すると、それだけでも送料が高くなってしまう可能性があるのです。
コンテナ船の海上運賃「タリフ」について
コンテナ船の海上運賃は、「タリフ」と呼ばれます。
このタリフは、下記のような項目で構成されています。
海上運賃(タリフ)=基本運賃(品目別運賃・品目無差別運賃)+割増運賃(サーチャージ)
タリフを構成する項目を、一つずつ見ていきましょう。
基本運賃には、「品目別運賃」と「品目無差別運賃」の2つがあります。
「品目別基本料金」とは、貨物の特性(荷姿や材質など)により、品目別に設定されている運賃のこと。一方、「品目無差別運賃」は、貨物の特性に関係なく、輸送コンテナ1台あたりに設定された運賃のことを指します。
これら基本運賃に加え、サーチャージと呼ばれる「割増料金」を合算した金額が、海上運賃として定められています。このサーチャージ、種類が非常に多く、複雑に分けられています。
- 全ては列挙しきれないため、そのカテゴリーだけ紹介すると
- 「燃料」に対する割増料金
- 「為替変動」に対する割増料金
- 特定の「時期」に対する割増料金
- 「航路」や「地域」に対する割増料金
- 「保税地域でのコンテナ輸送」に対する割増料金
など、細かく設定されています。
全てを暗記することは難しいかもしれませんが、自身で輸入手続きを行う場合は、輸送コストに関する、ある程度の専門知識を理解していることが求められることは頭に入れておきましょう。
輸送コストは海上運賃だけでない点に注意
輸入ビジネスに必要な輸送コストは、海上運賃・タリフだけではありません。
貨物海上保険料、コンテナ貨物留置料、輸入関税、内国消費税、輸入通関料、海貨業者取扱手数料、混載貨物取扱料金、税関検査費用、デバンニング費用、解袋料、ドレージ費用、総揚げ・自家取り費用、割増調整料金、Doc費用、沿岸荷役費用、倉庫保管料、国内輸送費、銀行諸掛(L/C決済費用、銀行保証料、金利諸掛など)、運送保険料、コンテナ返還遅延料 等
(参考:JETRO)
ここで全てを解説しきれないほど、海外から商品を輸入する場合、海上運賃以外にも、様々な諸費用が必要になってきます。当然、それに伴って必要な各種手続きも増えていきます。
これらの項目について全て理解し、中国の業者・機関と手続き・契約・支払いを滞りなく行うことは、はっきり言って難しいでしょう。そのような場合は、日本国内への輸入に必要な各種手続きを全て代行してくれる、経験豊富な代行業者に依頼することをおすすめします。
ビジネスを進めるにあたっては、必要最低限の概要程度は知っておく必要はありますが、複雑で面倒な各種手続きを丸投げできる代行業者の存在は、初めての輸入ビジネスに挑む方にとって、非常に大きな力になるはずです。
見積もり前にざっくり料金を知りたい方へ
正確な金額を知りたい場合は、輸送業者に見積もりを依頼するしかありません。しかし、見積もりを依頼する前に、ざっくり目安が知りたいという方もいるはずです。
海上輸送の料金を調べる方法は、大きく2つあります。
- JETRO(日本貿易振興機構)で調べる
- FREIGHTOS「Freight Calculator」で調べる(全文英語です)
コンテナ船の海上輸送料金は、社会情勢やエネルギー価格の高騰などによって、金額が大きく変動します。とりあえずは相場を知りたいという方は、上記2サイトを上手く活用しましょう。
コンテナ船便の配送料の相場・目安
そうはいっても、具体的な金額が気になる方も多いと思いますので、非常にざっくりしてはいますが、コンテナ輸送時の輸送コストに関する目安をご紹介します。
コンテナ便の配送料の目安は
- 20フィートコンテナ:20~30万円前後
- 40フィートコンテナ:40~50万円前後
先程もお伝えした通り、貨物の重量や容積、貨物の内容や運送区間などによって変動するため、上記金額はあくまでも目安です。
また、混載便を利用する場合は、上記金額よりも輸送コストの目安は安くなり、
- 通常便:1㎥あたり1.5万円~2万円程度
- 速達便:1㎥あたり2.5万円~3.3万円程度
となっています。
こちらも参考程度にご覧ください。
コンテナ輸入に関するよくある質問
最後に、コンテナ輸送に関して、多くの人が疑問に思うであろう質問について、いくつかお答えします。
コンテナ輸入は個人でもできる?
ここまでの解説を見て、「個人では難しいのでは…?」と感じる方もいるでしょう。
まず、コンテナを利用した輸入方法は、個人でも利用できます。(ここでいう「個人」とは、「個人事業主」を指します。)
コンテナを利用するためには、当然予約が必要です。予約先は大きく3つ。
- 船会社に直接連絡し予約する
- フォワーダーに予約する
- 輸入代行業者を利用する
※フォワーダーとは、船会社と荷主の間に入って、国際輸送の手続きを仲介する、輸送代行業者のことです。
輸送コストのところでも触れましたが、船会社は定期的に大量の貨物を輸送する取引相手を好みます。そのため、個人の副業レベルの仕入れ量では、船会社に直接依頼するという方法は、難しいのが現実です。個人で依頼する場合は、フォワーダー経由で予約することが前提になるでしょう。
また、3つ目の質問で詳しく解説しますが、輸入代行業者に依頼すれば、通関も含めた様々な手続きを代行してくれるので、あなた自身が輸送業者の選定に悩む必要はありません。
個人で輸入ビジネスを行いたいならば、ある程度、輸入に対する知識・経験がある方はフォワーダー(輸送代行業者)、はじめて輸入を行うなど、専門知識に自信のない方は輸入代行業者を利用することをおすすめします。
免税コンテナとは?
免税コンテナとは、「輸出・輸入に使われ、定期的に日本-海外間の貨物輸送に使われるコンテナ」のことをいいます。
国内で使用されるコンテナとの違いは、大きく2点。
- 「コンテナーに関する通関条約」及び「TIR(条約国際道路運送条約)」によって、輸入する時の関税及び消費税が免除される
- 通関は、輸出入時に船社代理店が発行する「積卸コンテナー一覧表」に記載・提出されることで申告されたとみなされるので、手続きを簡易的に済ますことができる
また、免税コンテナは再輸出期間が設けられており、「輸入許可の日から1年以内に輸出されなければならない」という決まりがあります。
簡単にまとめると、輸入ビジネスにおいては、本来貨物そのものだけではなく、輸送容器であるコンテナ自体にも関税がかかります。しかし、免税コンテナは、日本への輸入時の関税を免除する代わりに、輸入した日から1年以内に国外へ輸出されなければならないと定められているのです。
参考程度で構いませんが、覚えておきましょう。
複雑な手続きを代行してもらうことはできる?
ここまでの解説でも何度も触れてきましたが、輸入ビジネスでは様々な専門知識が必要です。「複雑な手続きは自分一人ではできない」「代行してもらうことはできないか」と考える方もいると思いますが、実は、輸入ビジネスは、ほとんどの人が輸入代行業者を利用しています。
全て自力で手続きや支払いをすることも可能ですが、複雑な輸入・通関手続きに手こずる時間は、ビジネスを進めるうえで無駄な時間です。
輸入代行業者を使えば、複雑な手続きを代行してもらえるだけではありません。他にも様々なメリットがあります
<輸入代行業者を使うメリット>
- 輸入手続き・関税などの専門的知識がなくても輸入ができる
- 外国語が話せなくても問題なし、全て日本語で手続きできる
- 輸送方法を選ぶことができる
- 万が一トラブルが起きた場合、現地担当者との交渉を代行してくれる
- 検品を現地で行い、返品対応をしてくれる
- 現地に銀行口座を持っていなくても、国内配送の店から仕入れられる
勉強してあなた自身が専門知識を身に付けることも、もちろん大切ですが、「外注できるところは外注する」という考え方も非常に重要です。複雑な手続きにかかる時間を外注し、あなたにしかできない、外注できない業務に時間をかけて、業務を進めるべきです。
- 中国での輸入ビジネスを考えている人
- なるべく輸送コストを抑えて仕入れをしたい人
- 初めて中国輸入に挑戦する人
そのような方は是非「タオバオ新幹線」のご利用をお考えください。
タオバオ新幹線では、今回詳しく解説した「コンテナを使った海上輸送」を始め、複数の種類の配送方法から選ぶことができます。中国輸入代行業者として13年以上の実績がある、タオバオ新幹線に是非ご相談ください。
コンテナ輸送で輸入ビジネスを始めてみよう
初めての輸入ビジネスは、不安なこともたくさんあるはずです。
今回は、コンテナを使った輸送方法を中心に解説しましたが、輸送コスト以外のポイントから見ても、輸入ビジネスを行うなら輸入代行業者を利用することをおすすめします。
輸入代行業者を上手く活用することで、輸入ビジネス独特の複雑な手続きが外注でき、外国語が話せなくても、専門知識に疎くても、新しいビジネスチャンスを掴むことができます。
タオバオ新幹線では、コンテナを使った混載便にも対応しているので、輸送コストを抑えたい方のご要望にも、培ってきたノウハウを使って丁寧に対応します。
輸入ビジネス、中国輸入に関するお問い合わせ、気になることがある方は、タオバオ新幹線の公式LINEまでお気軽にご相談ください。
■タオバオ新幹線 公式LINE
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