「中国輸入を始めたいけど、言葉の壁や不良品対応などに不安がある」などとお悩みの方におすすめの、中国輸入代行サービスについてです。
転送サービスとの違いや、そもそも代行業者を使う必要があるのかという疑問についてもお答えします。
中国輸入の販売方法は2パターン

中国輸入における商品の販売方法は、大きく分けて2通りです。
- 有在庫販売
- 無在庫販売
販売する商品の在庫が手元にあるか、ないかで変わります。
どちらにもメリット・デメリットがありますので、もう少し詳しく見ていきましょう。
中国輸入の販売方法①「有在庫販売」とは?
まず、「有在庫販売」とは、販売する商品を実際に仕入れ、自身で在庫管理等をしながら販売する方法です。
注文が入り次第、検品や梱包を行った上で、購入者の元へ発送します。最もイメージしやすい販売方法ではないでしょうか。
<有在庫販売のメリット>
- 在庫確認や検品等を自分の求めるクオリティで行うことが可能
- 大量仕入れ、大量販売が可能
- 大量仕入れ(まとめ買い)が出来ると、仕入れ値の割引が可能
- 注文受注後、素早く発送することができる
- 在庫切れのリスクがない
<有在庫販売のデメリット>
- 在庫管理の手間とコストがかかる
- 在庫を保管するスペースが必要(※外注する場合、保管費もかかる)
- 最初にまとまった仕入れ資金が必要
中国輸入の販売方法②「無在庫販売」とは?
「無在庫販売」は、商品の在庫を持たない状態で販売する方法です。
初耳の方からすると、「どういうこと?」と思われるかもしれませんが、中国輸入販売ビジネスにおいては、広く知れ渡った販売方法となっています。
商品の注文が入ってから仕入れを行い、その仕入れた商品の検品や梱包、発送に至るまでの全ての作業を仕入れ先に依頼(外注)することができ、自分たちで在庫管理を行う必要がなくなります。
<無在庫販売のメリット>
- 商品の在庫管理の手間・コストが不要
- 在庫を保管するスペースが不要
- 空いた時間を他業務に充てることができる
<無在庫販売のデメリット>
- 商品が売れたとしても、在庫切れの危険性がある
- 在庫切れで注文をキャンセルした場合、ショップの評価が下がる
- 大量注文を受けにくい
- 注文を受けてから商品が届くまで時間がかかる
中国から商品を輸入する方法も2パターン

中国輸入において、商品を仕入れる方法、中国から商品を輸入する方法も、大きく分けて2パターンあります。
- ネットで購入する
- 現地で購入する
あらゆる物販ビジネスに共通することではありますが、それぞれの特徴をもう少し詳しく確認しておきましょう。
①ネットで購入する
中国から商品を輸入する方法の1つ目は「ネットで購入する」です。
インターネットに繋がる環境であれば、日本のどこにいても、中国のECサイトを経由して、商品を購入・仕入れることができます。
具体的に、中国輸入で多くの人が利用するECサイトをいくつか紹介しておきます。
- 1688.com
- 淘宝網(タオバオ)
- 天猫(TMALL)
- 閑魚(シェンユー)
- 一淘网(イータオ)
- AliExpress(アリエクスプレス)
ここにあげたECサイトは全て、中国市場で圧倒的なシェアを誇るアリババグループが運営するサイトです。
ECサイトから直接購入できないこともあるので要注意
これらのECサイトから購入手続きを行うことで、日本にいながら中国から安く商品を仕入れることができます。
ただ、サイトによって様々な規定があり、「国外発送をしていない」「中国の銀行口座をもっていないと購入できない」など、自力で購入するにはなかなか難しい場合もあります。
このような時に便利なのが「中国輸入代行サービス」です。中国からの商品を購入する際に必要な手続きを代行してくれるサービスを行っている会社があります。
中国輸入代行サービスについては、次章から詳しく解説します。
②現地で購入する
中国から商品を輸入するもう1つの方法は「現地で購入する」です。
直接、中国まで出向いて実際に商品や工場を見て、現地の担当者などと交渉し、商品を日本に輸入するという方法です。
自分の目で直接見ることが出来る点は、品質チェックの面においては魅力的ですが、新型コロナウイルスの影響が続く近年は、頻繁に海外に行って行動することは、あまり現実的ではありません。
※2022年7月14日現在、中国は外務省が発表する「日本からの渡航者や日本人に対して入国制限措置や行動制限措置を課している国・地域」に含まれています。
中国に住んでいる現地パートナーと契約して、交渉を代行してもらうという方法もありますが、信頼関係を築くためには、かなりの期間を要します。(言語や文化の違いは、想像以上に大きく、様々なトラブルを誘発します。)
中国輸入代行サービスとは?

中国輸入代行サービスとは、輸入に必要な諸手続きを輸入者に代わって行ってくれるサービスのことです。
具体的には、
- 現地サプライヤー(販売者)とのやりとり
- 注文、支払い手続き
- 検品
- 輸入手続きから納品
などのサービスが含まれます。
法人でも個人の方でも、購入したい商品を決めて代行業者に連絡するだけなので、初心者でも気軽に中国輸入が始められます。
輸入代行サービスの仕組みと使い方

輸入代行サービスの使い方について、おおまかな流れは以下の通りです。
- 輸入者が購入したい商品を自分で探し、代行業者に購入を依頼
- 輸入者から代行業者に日本円で支払いをする(商品代金と手数料など)
- 代行業者が現地サプライヤーに支払い手続きし、商品を発注
- 商品を中国現地でいったん引き取り、検品
- 日本に向けて発送
- 輸入手続き〜納品
なお、通関時に関税がかかる場合は、輸入者が負担します。
代行サービスと転送サービスの違い

中国からの輸入方法で、代行サービスの他に「転送サービス」というものがあります。転送サービスは輸入者が購入した商品の発送だけを代行するサービスです。
おおまかな流れは、まず輸入者が中国のサプライヤーに直接発注をかけます。購入した商品はいったん中国の指定倉庫まで届けられ、そこから転送されて日本国内に輸入されるという仕組みです。
代行サービスが注文から納品までの一連の作業を含むのに対し、転送サービスはその発送に関する部分のみを担います。
転送サービスを使うメリットは、海外発送に対応していないサプライヤーからも商品を購入できること。一方、発注やトラブル対応などは全て自力で行う必要があり、初心者にはハードルが高いのがデメリットです。
なぜ中国輸入で代行サービスを使う必要があるのか?

中国輸入では、言語の壁、文化の違いによる不良品などのトラブルが起こることは日常茶飯事です。サプライヤーと直接取り引きする場合は、トラブルにも自力で対処する必要があり、多くの時間と気力が奪われます。
しかし代行業者を利用すれば、仕入れから輸入までの面倒な部分はプロに任せ、ご自身は商品販売の準備などに時間をさくなどして仕事を効率化できます。
具体的に代行業者を使うメリットをみていきましょう。
支払いがスムーズ
中国の商品を買い付ける際、タオバオや1688といった中国の通販サイトから商品を購入することが多いかと思います。
これらのサイトでの商品代金の支払いは支付宝(アリペイ)という中国独自の決済方法で行われますが、利用するには中国国内の銀行で口座を開設、その口座へ入金する必要があるのです。
現在はクレジットカードでの決済が可能ですが、別途サイト内の手数料と、カード会社の海外事務手数料も発生するため(日本円のカードを登録する場合)、コストが高くなります。
また、登録済みのカードがなぜかエラーになり利用できなくなるトラブルも頻発しているので確実とはいえません。
代行サービスを利用すれば、輸入者は代行業者に日本円で支払うだけなので簡単で便利です。
不良品を中国国内で発見できる
中国からの輸入品は数量不足、パーツ不良、色の違いなど、日本では考えられないほど不良品率が高いです。これは日本人と中国人の国民性や返品基準の認識の違いによるものです。
対策として、現地で検品を行い輸入前に不良品を発見することが、大変重要となります。
なぜなら日本に輸入した後に不良が発覚した場合、タオバオなどの通販サイトで規定された返品期間が過ぎて返品できなくなったり、返送料の追加などで余計なコストがかかったりするからです。
代行業者の多くは中国現地に事務所を構え、現地で検品を行うことで商品が不良品のまま輸入されるリスクを大幅に減らしています。
中国語のスキルが不要
中国から商品を購入する場合、たとえオンライン上で掲載されている商品でも在庫が無いこともしばしば。そのため、購入前に在庫の確認、ほかにも価格交渉などをチャットツールや電話を使い中国語でやりとりします。
また不良品や商品未着などのトラブル発生時にも、サプライヤーと直接中国語でやり取りをする必要があります。
代行業者を利用すれば、中国輸入に精通したスタッフがあなたの代わりにこれら全てのやり取りを中国語で行ってくれるので、安心です。
国際送料を安く抑えられる
輸入代行業者は、毎日たくさんの荷物を日本に向けて出荷しているため、国際配送業者(EMSなど)から優待割引を受けています。
そのため、サプライヤーが個別に荷物を送る国際送料よりも、代行業者の送料の方が安くなる場合が多いです。
また、大型の荷物や大量の荷物を日本へ輸入する場合は、コンテナ便や船便を利用して輸入することになり、代行業者を利用すれば複数の配送方法から物量や商品属性にあった配送方法を選択することが可能です。また、その場合の通関手続きや税金の支払いなど煩わしい手続きも代行業者が代わりに行ってくれます。
海外発送に対応していない商品も購入できる
中国のサプライヤーの中には、そもそも代行業者を通さないと海外発送しない業者も多数存在します。代行業者を通せば中国国内向けの商品でも購入が可能なので、日本で競合が少ない商品を見つけ出し販売できるという大きなメリットがあります。
中国輸入で失敗しない代行業者を選ぶポイント

これまでお伝えした代行サービスを使う必要性を踏まえ、中国輸入初心者でも失敗しない代行業者の選び方として、確認すべきポイントをまとめました。
【1】中国国内で検品してくれるかどうか
不良品率の高い中国輸入では、現地で検品し、輸入前に不良品を発見する体制が整っているかどうかが大きなポイントです。
現地に中国事務所を構えている業者なら、現地での検品体制が整っていると期待できます。さらに日本人のスタッフが在籍している業者なら、日本の検品基準が適用されるので安心です。
【2】問い合わせ対応は日本語かつ迅速か
担当が中国人の場合も多いので、正確に日本語が理解できるかどうかを確認しておく必要があります。
トラブルの多い中国輸入では、不安になる要素はなるべく減らしたいもの。輸入者の問い合わせに的確かつ迅速に返答できるサポート体制が整っているかは重要なポイントです。
例えば、問い合わせ専用のチャットツールが導入されていることなども、迅速なサポートが期待できる判断基準のひとつだといえます。
【3】トラブルに対応してくれるかどうか
中国輸入では商品未着や数量不足、パーツの欠品、在庫切れなどさまざまなトラブルが発生します。
その場合にも、サプライヤーとの返品や返金などの交渉に対応してくれる業者であれば安心です。
【4】料金体系が適切で明確かどうか
輸入後に、事前に説明のない費用を追加請求するような業者は信用できません。
料金体系は業者によってさまざまですが、ホームページなどに内訳が分かりやすく公開されている業者が信頼度が高いといえるでしょう。
【5】輸入実績は豊富にあるか
実績の豊富な業者は中国輸入のノウハウが確立しており、輸入者に適切なアドバイスができます。
例えば、輸入禁制品にあたる商品の見極めなど判断が難しい場合にも、いったん業者に相談できると心強いです。
業者のホームページや自社SNSなどで公開されている実績を確認してみるのもよいでしょう。
業者のなかには、Twitterやインスタグラムで購入者とのやりとりが開示されている場合もあり、購入者のリアルな声や輸入商品の実績が確認できて便利です。
中国輸入には代行業者の利用がおすすめ
代行業者を使う必要性やメリットについて解説しました。
中国輸入にはトラブルがつきもの。信頼できる代行業者を選び、サプライヤーとの煩わしいやりとりや輸入手続きはプロに任せるのがおすすめです。
業務を効率化させるためにも、代行業者の利用を検討されてみてはいかがでしょうか。